総胆管結石性胆管炎ブログ体験記⑥胆石が自然排出される
どうも。
このブログでは、妊娠・出産・育児について書いていますが、今回はわたし自身のお話です。
(はじめに)
「総胆管結石性胆管炎」になりました。
「内視鏡的十二指腸乳頭括約筋切開術(EST)」という手術をしました。
胆嚢摘出はしていません。
同じ病気で、同じ手術をされる方の参考になればと思います。
わたしは、30代女性、肥満というほどではないけど痩せ型ではない、脂っこいもの好き、1年半ほど前に第1子を出産。
「胆石ができやすい人」にばっちりあてはまるわけではないですが、ややあてはまる、といったところ。
手術は2泊3日。
胆管にでてきた胆石以外にも、まだ胆嚢に胆石がありましたが、自然排出されてなくなりました。今はもう胆石ありません。
(わたしには医的知識はありませんので、個人の体験談のひとつとして読んでいただけますと幸いです。)
目次
体調不良、再び
1ヶ月後の外来で問題なしといわれたこともあり、ゴールデンウィークは少し、食べすぎ・飲みすぎた日もありました。
といっても、手術・入院前に比べたら、どってことない量です。
でもあれですね、外来で問題なしといわれたから、気が緩みました。
退院後の1か月はすごく脂質を気にしていたけれど、だんだん「まあいいか」となりかけていました。
だからなのか、なんなのか。
5月6日土曜日。
ゴールデンウィーク終盤のこの日、またしんどくなってしまいました。
午前中、お墓参りに行って、お昼は回転ずしを食べて、夕方友人の家に遊びに行きました。
友人の家に行く前、少しお腹がゆるいなと感じていました。
夜ご飯はうどんを食べました。帰宅後、ちょっとしんどいかも、と。
ちょっとヤバいかも?と思いつつも、でもまあ夜は眠れました。
5月7日日曜日。
この日は、ネイル、まつエク、マッサージと予定盛りだくさん。
朝起きた時からちょっとしんどい感じがしたけど、そのままネイルへ。
帰宅後、ご飯を食べて、仮眠してからまつエクへ。まつエクでは寝ていました。
そしてマッサージへ。
帰宅後、18時ごろにご飯を食べはじめたのですが、18時半ごろにはだんだんとしんどくなってきて。
吐きそうではないけれど、うっすら吐き気を感じる。
そのまま19時ごろまでは横になっていました。
19時以降少しマシにはなったけれど、これはまた胆石が胆管に飛び出たのか?と嫌な予感。
木曜日から旅行に行く予定があったこともあり、月曜日に病院に行くことにしました。
嘔吐はしなかったし、病院に行くほどのしんどさではないように思いましたが、念のため。
血液検査の数値が異常
5月8日月曜日。
総合病院に予約なしで行くのは大変です。
まず朝6時に整理番号を取りに病院へ行き、一旦帰宅。
8時前に再度病院に行き、受付をしました。
診察は9時からなので、またいったん帰宅して、9時前に病院へ。
9時15分くらいに診察室に呼ばれて、採血とエコーをすることになりました。
この日の診察は、前に手術してくれた医師とは別。消化器内科専門ではない医師のようでした。
検査の結果、血液検査の結果には異常あり。
AST、ALT、ALP、γGTが異常値。
でもエコーでは胆管に胆石が落ちている形跡はないと。
エコーはいつも同じ方がしてくれます。ちょっと無口なおじさん。
念入りに調べてくれて、胆石ないですねえ、と。
エコーをやってもらうのも、もう何回目かになるからか、初回の時よりお話ししてくださるようになった、気がする。
エコーで胆石は見つからなかったけれど、血液検査の結果に異常があったので、CTをすることに。
この時点で11時半ごろ。くたくた…。
やっとCTが終わって、再度診察するころには12時を過ぎていました。
ここでやっと消化器内科の先生登場。入院・手術の時とは別の先生です。
先生が言うには、胆石が落ちて、自然排出されたのではないか、と。
それで一時的に血液検査の数値が悪くなっている、と。
つまり。
入院・手術前のCTを見ると、あと3つほど胆嚢に胆石があったようだ。
今日のCTを見ると、胆嚢にも胆管にも、どこにも胆石がない。
前回の手術で、胆管を少し広げているから、胆嚢から飛び出した胆石が、そのまま胆管を通り抜けて、便と一緒に排出されたのではないか。
えー?胆石がなくなったのはいいことだけど、そんなラッキーなことあるのか?
胆石見当たらないし、もう大丈夫だと思うけど、とりあえず、10日後にまた外来に来てくださいと言うことで診察は終了。
一応、お薬と、もし急にとても痛くなった時用に痛み止めをもらいました。
ちなみにこの日のお会計は9000円ほど。
入院・手術は加入していた保険から給付金がでたけど、通院は給付金が出ない。
この出費はなかなか痛い・・・。
胆石、なくなる
5月17日水曜日。
血液検査とエコー検査をして、診察。この日は午後からの検査と診察でした。
前回の診察以降、しんどくなることはありませんでした。
木曜日から土曜日まで、飛行機に乗って旅行に行きましたが、旅先でもしんどくなったり、嘔吐することはありませんでした。
検査と診察の結果。
血液検査はまだ一部数値が悪いけど、そのうち戻るはず。
胆石はやはりない。自然排出したと思われる。
え?そんなことあるんですか?と聞いたら「あるんでしょうねえ」と曖昧なお返事。
でもまあ、もう胆石がないことには変わりないし、よかった、よかった。
ちなみに、手術したときに、チューブ?のようなものを胆管にいれたそうなんですが、これも便と一緒に自然排出されたと思われるとのことでした。
エコーとかCTの写真ではチューブが大きく見えたから、これ今後どうなるんだろう?と心配になったけど、すごく小さいものだから自然に排出されると聞いて安心しました。
終わりに
長くなってしまいました。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
これが、わたしと胆石のすべてです。
「総胆管結石性胆管炎」になり、
「内視鏡的十二指腸乳頭括約筋切開術(EST)」をして、
残りの胆石はすべて自然排出されました。
5月6,7日と気持ち悪くなって以降は、一度も気持ち悪くなっていません。しんどい日もありません。
だから医師の言うように、既にあった胆石はもう全部排出されて、今は胆石ゼロと言うことだと思います。
でも油断は禁物。また胆石ができるかもしれない。
食事制限はしていませんが、以前よりは脂質を気にして食事をしています。
この体験談が、誰かの参考になりますように。
参考になったという方がいらっしゃいましたらコメント残してくださると嬉しいです。
では、また。
この記事へのコメント
石が大きかったとは言われていません。
胆管が石でふさがって、でも何かの拍子に石が動いてふさがっていたのがとれて、というのを繰り返していたそうです。
ネットで知らべてもでてきますし、お医者さんからも言われたのですが、激痛で我慢できなくて受診される方が多いそうで、
わたしのように3ヵ月も吐いてしまう日が続いて、という人は珍しいそうです。
わたしはどうしようもないくらいしんどくなって、黄疸もでていたから、有無を言わさず手術となりました。
でも、痛くない場合は迷いますよね。手術ってこわいですし…。
このままにしておいて何も起こらなければよいのですが、もし、もしも、大切な予定の直前や当日に痛みが出て緊急手術になったら、
なんてリスクを考えたら、できるときに手術をしておいたほうが良いかもしれません。
このままでも何も起こらないのが一番ですが…。
言われるままって感じでした。5日めに退院して 今 来月に控えている胆嚢摘出をまっています。喉元すぎればで、最近 これって絶対やらなきゃならないのかとか、せめて暖かくってからとかの考えが浮かんで頭の中をグルグルしてます。数年前から 時々 激痛があり胃痙攣?なのか何なのかわからなくて 先延ばしにしていました。自然排出なんて羨ましい!!