総胆管結石性胆管炎ブログ体験記③即、入院・手術となる「内視鏡的十二指腸乳頭括約筋切開術(EST)」

どうも。

このブログでは、妊娠・出産・育児について書いていますが、今回はわたし自身のお話です。


(はじめに)

「総胆管結石性胆管炎」になりました。

「内視鏡的十二指腸乳頭括約筋切開術(EST)」という手術をしました。

胆嚢摘出はしていません。

同じ病気で、同じ手術をされる方の参考になればと思います。


わたしは、30代女性、肥満というほどではないけど痩せ型ではない、脂っこいもの好き、1年半ほど前に第1子を出産。

「胆石ができやすい人」にばっちりあてはまるわけではないですが、ややあてはまる、といったところ。


手術は23日。

胆管にでてきた胆石以外にも、まだ胆嚢に胆石がありましたが、自然排出されてなくなりました。今はもう胆石ありません。


(わたしには医的知識はありませんので、個人の体験談のひとつとして読んでいただけますと幸いです。)


目次

総胆管結石性胆管炎ブログ体験記①嘔吐すること3ヶ月

総胆管結石性胆管炎ブログ体験記②3つ目の病院でやっと胆石が見つかる

総胆管結石性胆管炎ブログ体験記③即、入院・手術となる

総胆管結石性胆管炎ブログ体験記④2泊3日の入院

総胆管結石性胆管炎ブログ体験記⑤1ヶ月後の外来

総胆管結石性胆管炎ブログ体験記⑥胆石が自然排出される









総合病院で再度検査

330日木曜日。

総合病院に着いてからは、待ち時間はあるものの、スムーズ。

午後だし、外来の患者がほぼいないこともあって、病院も落ち着いているように見えた。


まず診察。午前中の消化器内科からの紹介状とエコー画像を医師が見る。

不安すぎて、今日すぐ手術なんですか?と聞いたら、いやー手術しなくてもいいんじゃないかと僕は思います、ですが検査しましょう。

午前中もされていますが、ここの病院でも、まず検査をしましょう、と。


血液検査をして、エコーをした。あと胸部レントゲンも。


後日談ですが、このとき医師は、肝炎じゃないかなと思ったらしい。

総胆管結石性胆管炎の場合、たいてい痛みがでて2日とかで受診される患者が多い。また、熱が出ることもある。

わたしの場合、1月から吐いたりしんどくなっているということで、症状が出ている期間が長すぎるし、熱も出ていないから、総胆管結石性胆管炎ではないんじゃないかと思ったらしい。

こんなに前から症状が出ているパターンって、90代とかの高齢者で、痛いかどうかが判断できない患者が多い。そういう人は熱が出て、それが受診のきっかけになるんだとか。

ネットでも胆石関連で激痛っていうのを見かけるけど、わたしは激痛ではないんだよな・・・なんなんだろ。



話をこの日に戻します。


血液検査をして、エコー検査をしているときに、医師がやってきました。

医師も一緒にエコーをみてくれた。研修医が横にいたから、勉強のためにそうしたのかも。

そして、医師が言った。


○○さん、ごめんなさい、僕の読みがはずれました、これ手術になりますね、って。

さっきの診察で、入院・手術じゃないかもと一筋の光が見えたのに、あえなく撃沈。

大丈夫かも!とちょっとだけ気分をもちなおせたのもつかの間だった。


そのあと、CT検査もして、再度診察。

胆石があって、そのうち1つが胆管に落ちてるから、胆管の先を切って胆石を除去する手術が必要と言われた。

ここでも涙してしまったけど、そんな、泣くようなものではないですよとまた慰められた。そらそうだ。


手術による膵炎のリスクの説明、それも踏まえて、手術の同意のサイン。

膵炎については、手術がうまくいったとしても一定の確率で起こると言われたけど、同意する以外仕方ないよねと思った。


手術は、今日(木曜日)にするか、月曜日にするか。

もう早く終わらせたかったら、今日することにした。

1時間後とかですか?って聞いたら、急いで準備するんで、そんなにかからないですよと言われた。いやそこそんないそがんでいいし。


とりあえず家族に電話して状況を説明。

ラインのビデオ通話で、子供の顔を見て、子供に話しかけて。まあ何もわかってないと思うけど。

このまま手術、入院することになりました。









いよいよ手術

手術の前にまずは点滴をした。生理食塩水的なやつらしい。

洋服は、上は病院の服に着替えた。下は、履いてきたスカートのまま。

手術前、不安すぎて、いろんな医師、看護師さんに、1歳の子供がいること、この病院で出産したことを話した。みんな優しく聞いてくれた。

点滴してくれた看護師さんは、高校生の娘さんがいると言っていたな。


点滴の後、車椅子で手術室へ。

手術室といっても、いわゆるドラマみたいな手術室ではなくて、検査する部屋ってかんじだった。

看護師さんと思われる人が何人かいて、一人できたの?とか話しかけてくれた。


ベッドというか、台にうつぶせで寝た。

そしてまずは麻酔の氷の飴みたいなものをなめた。甘めだけどちょっとだけ苦い。

なめおわったら、口の中にスプレーをシュッとされた。

これも麻酔の液体らしいけど、イメージは消毒液をシュッとするかんじ。


そうこうしているうちに医師も来ていて、いよいよはじまるってかんじ。

眠くなるお薬いれていきますからね、といわれて点滴を開始。

もっとすぐに意識がなくなるものなのかと思っていたけど、そうではなく。ぼーっと時計を見ていたら眠ってしまったようでした。


で、目が覚めたら、手術が終わっていました。

たしか手術は1時間もかかっていなかったと思います。

自分自身は眠る前と全く同じ状態。うつぶせで寝ていた。

目が覚めたけど、どこも痛いところはなく、本当に終わったのかなあと不思議な感じでした。


ただ喉にちょっと違和感がありました。

おそらく、喉に内視鏡をいれたのでそれでちょっと炎症を起こしていたのだと思います。

でもすごく痛いってほどではなく、風邪をひいて喉に違和感があるなあというときレベルです。


そして車いすで病室へ向かいました。

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